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第8回OMKゴルフ大会の実施報告

第8回OMKゴルフ大会実施報告

 

 

101213日にかけて関東・甲信~東北地方に襲来した台風19号の影響で各地の河川が氾濫し、大規模な水害に見舞われたのは周知のことと思います。OMKゴルフ大会もその影響をまともに受け、当初は予定通りの開催は困難と想定していました。というのも開催場所である大宮カントリーも入間川の増水でコースが冠水し大会開催日直前まで営業ができない状況が続きました。その間ゴルフ場側ともプレー再開に関する連絡を取り、参加メンバーの方にも情報共有させて頂きながら、大会実施の可否についての検討が直前まで続きました。冬季開催は気象条件がさらに悪化・厳しくなる可能性もあるので延期は回避したい、しかし、参加辞退者が増えては大会実施の意味がない。事実、コースコンディションを心配しキャンセルされたメンバーも少なからず出て、その不安は直前まで続きましたが最後は皆さんからの励ましが実施に向けて後押しをしてくれたと思っています。

 

コースコンディションは良好とは言えない状況でのコンペとなりましたが、当日は天候にも恵まれ、10月末日としては気温も高く絶好のプレー日となりました。

写真にも掲載しましたが、各ホールをセパレートするために植えられた樹木の約半数は洪水で倒されたたままに横たわり、ラフはまだ泥が完全に乾かず、「ヌカルミ」が多く、しかもいつもは河川の底にあるはずの大小の石が芝生の間に散乱している状況でした。そんな訳で直前に定めたローカルルールがプレーを盛り上げてくれたと思います。当日に限って、スルーザグリーンではスタンスやボールのライが悪い場合は6インチにこだわらずラフからでもフェアウェイリプレイスも含めて可、バンカーは修理地扱い(これはコース側の指示でしたが)、明確にOBやハザードでない場所でのロストボールト扱いは無しというものです。

 

振り返ってみれば、大宮カントリーを開催場所に選定したことにも運があったようです。開催場所を5月には早々と確定しましたが、その理由の一つは開催日6カ月前でも予約を受け付けてくれたのは近隣では当大宮カントリーだけでした。また今回の台風の影響でクローズが長引く中一番早く営業再開できたのも当コースでした。そんな幸運に恵まれながら予定通りに開催できたこと、そして表彰式での皆さんの笑顔でパーティも盛り上がり成功裏に開催できたことに対し、参加して頂いたメンバーの皆さんに15期大会担当一同大変感謝しております。